仮想通貨

日本で購入可能な仮想通貨の種類とは?主要な通貨13種それぞれの知っておくべき特徴を徹底解説

日本で購入可能な仮想通貨の種類とは?主要な通貨13種それぞれの知っておくべき特徴を徹底解説

「仮想通貨」と聞くとどのような種類の通貨を思い浮かべますか?

ネットの記事やテレビでよく聞く仮想通貨と言えば「ビットコイン」が最も多いかと思いますが、実はビットコイン以外にも仮想通貨は様々な種類があります。

世界中で流通している仮想通貨を全て合わせるとその数なんと3,000種類以上!

知らない間にとてつもない数の仮想通貨がこの世には生まれ、そして存在しています。

ですがこの3,000種類の中から日本国内で購入できる主な通貨は、下記の通り13種類です。

・ビットコイン(BTC)
・リップル(XRP)
・ライトコイン(LTC)
・モナコイン(MONA)
・ネム(NEM)
・ファクトム(FCT)
・リスク(LSK)
・ベーシックアテンショントーク(BAT)
・クアンタム(QTUM)
・ステラルーメン(XLM)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)

今回は日本で購入できる主な仮想通貨について、それぞれの商品名や特徴などを一挙公開していきます!ぜひ、あなたの通貨選びの参考にして下さい。

この記事を最後までご覧頂ければ、日本国内で購入できる主な仮想通貨の種類と特徴について分かる事でしょう。

また、直近のチャートも確認し、掲載していきますね。

ビットコイン(BTC)

Satoshi Nakamoto氏という正体不明の人物によって公開された「電子通貨システム」というアイディアをきっかけに開発された仮想通貨です。

そして、それは同時に世界初の仮想通貨として、最も知名度が高いビットコイン。

一般的な法定通貨とは違い金融機関を介さず、また国のような取りまとめ役が存在せずとも直接取引をする事ができます。

ブロックチェーンと呼ばれる技術を使い、当事者を含む第三者が取引内容を監視できるシステムを作り上げた事で、金融機関などの第三者が不在であっても取引が成立するシステムを構築しています。

ちなみにブロックチェーンとは、ビットコインを利用して取引を行った場合「Aさん 150ビットコイン Bさんへ送付」のように取引履歴を記載していく台帳をイメージして下さい。

また、ある一定以上のスペックがあるパソコンがあれば誰でも「マイニング」を行いビットコインの報酬を受け取る事ができます。

2020年11月現在のビットコインのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のビットコインのチャート

リップル(XRP)

ビットコインとは違い、こちらの通貨は明確な取りまとめ役がいます。

アメリカに本社を置く「リップル社」という企業です。

基本的に管理者が不在となる仮想通貨が多い中で、この通貨にはリップル社という管理者がいるという点で、他の仮想通貨と一線を画します。

仮想通貨の中でもその流通度はとても高く、MORNINGSTARが発表している「仮想通貨時価総額ランキング」では2020年11月4日現在第4位。

更に世界の銀行・決済業者とも提携しており、日本だとみずほ銀行、りそな銀行が有名。

もう一つの特徴は、ロックアップです。仮にリップル社が「リップル」を大量に売却してしまうと市場の安定性を損なう可能性がありました。

そのような混乱を防ぐ為、リップルをリップル社の元から第三者に預託し毎年売却数量の上限設定をしています。

2020年11月現在のリップルのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のリップルのチャート

ライトコイン(LTC)

この通貨は、Googleのエンジニアだったチャーリー・リー氏が考案した仮想通貨として有名です。基本的な仕組みは先ほど紹介したビットコイン と同じです。

管理者は不在でブロックチェーンを用いる事で管理者不在でも機能する通貨です。

主にビットコインが抱えていたトランザクションの承認時間を解決する為に開発された通貨だとも言われます。また、ビットコインでの総発行枚数は2,100万枚とはなりますがライトコインではその4倍8,400万枚と伸び代がある通貨です。

2020年11月現在のライトコインのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のライトコインのチャート

モナコイン(MONA)

ついに日本発祥の仮想通貨の紹介です。こちらの通貨はネットの巨大掲示板2ちゃんねるが発祥。

2ちゃんねる内でモナコインについてのアイディアが投稿され、またそれを具現化する事で次の年の2013年12月には流通が開始されました。2ちゃんねるには「モナー」と呼ばれる猫がモチーフでいる事から「モナコイン」という名称になりました。

主にこの仮想通貨は「投げ銭」と呼ばれる性格を持っていて、自分が応援したいクリエイターの方などに対してこの通貨を送金する事が主流でした。

しかし、実はここ最近モナコインで支払いができる実店舗も増えておりパソコンショップからビジネス施設までモナコインの普及は凄まじいです。他の通貨と明確に違う点と言えば、2ちゃんねる発祥で日本国内に根強いファンが大勢いる事。

秋葉原では、更にモナコインを世間に知らせようとイベントを開催したりしています。

2020年11月現在のモナコインのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のモナコインのチャート

ネム(NEM)

New Economy Movementの頭文字を取った通貨で、2015年に開発しました。

新しい経済圏を作り上げていきたいという目標からこの名称を取ったようです。ビットコインやライトコインとは違い、既に発行上限である89億9999万9999枚に到達。新規発行はありません。

ビットコインでは、マイニングと呼ばれる報酬システムがありますが、ネムでは「ハーベスト」という表現となっている所も大きな特徴。

既に完成しつつある仮想通貨の一つとも言えるネムでしたが、今年の2020年12月ネムは大幅にアップデートをする予定です。

アップデートで変わる内容で大きなところがまず名称。ネムからゼムという名前になります。

それ以外にも下記3つのアップデートを予定しています。
「実用性」
「処理速度」
「セキュリティ」

これら3つをアップデートしていく事で、さらなる成長性が期待できる通貨です。2020年11月現在のネムのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のネムのチャート

ファクトム(FCT)

こちらは、仮想通貨ではなくデータを管理するためのプラットフォームです。

管理しているデータは主にドキュメント。私が先ほど説明したブロックチェーンに「Aというデータがこの時間に存在した」ことを証明できる機能です。

つまりお金を貸し借りする際など、その貸付記録を第三者の機関なしに証明する事ができるのがこのファクトム。

そしてここのプラットフォームで利用されている仮想通貨はFactoidと言われます。

ですが、一般的にファクトム=仮想通貨と言われる事も多いので、今回はファクトムとしました。また、こちらの仮想通貨には管理者が存在し、デベロッパーが日々開発・管理をしています。

ファクトムは日本でそこまで有名な通貨ではないので、現在取引できる所が「Coincheck」のみとなっています。

2020年11月現在のファクトムのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のファクトムのチャート

リスク(LSK)

プラットフォーム関連の通貨がもう一つあるので紹介します。

リスクと呼ばれる分散型アプリケーションです。ブロックチェーンと呼ばれる大きな台帳に「AさんからBさんへ150ビットコイン送付した」のようにビットコインを利用した取引の履歴を入力していきます。

このような取引がチェーンのように連なっていく事でブロックチェーンとなります。しかしこのチェーンが一つしかないと、全ての取引をそのチェーンに記録する必要があるため処理速度が遅くなります。そこにサイドチェーンと呼ばれるブロックチェーンの補助をつける事で、処理速度などを上げていくことを目指しています。

そして、このプラットフォームで利用している通貨もまた「リスク」と言います。

もう一つの特徴として、通貨としてのリスクには未だ発行上限がありません。

これは仮想通貨の世界で良く言われることですが、リスクは未だ完成しておらずこれからの成長性が期待できます。

2020年11月現在のリスクのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のリスクのチャート

ベーシックアテンショントークン(BAT)

これまで紹介した仮想通貨とは少し違う、少し異質な商品です。その為日本での知名度もそこまで高くはないというのが実情ではないでしょうか。

ですが、将来インターネットの常識を全く覆してしまうかもしれない仮想通貨の一種とも言えるでしょう。この通貨は、インターネットブラウザである「brave」で何か商品等を調べる際に広告を見る事で得る事ができる通貨です。

例えば、Googleに広告を載せたいと考えた場合、Googleへ広告料を支払い広告を載せる事が主。ですが、その広告が本当にユーザーにとって意味のある物かどうかは分かりません。

一方で、braveではそもそも広告を見るかどうかをユーザーが選択でき、仮に広告を見る場合BATと呼ばれる仮想通貨が報酬としてもらえます。

仮にbraveを利用する方これから増えていけば、比例してBATの価値も上昇してくる事でしょう。

その為、成長性はまだ未確定ではありますが伸び代も大きな仮想通貨だと考えます。2020年11月現在のベーシックアテンショントークンのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のベーシックアテンショントークンのチャート

クアンタム(QTUM)

シンガポールのクアンタム財団が開発した仮想通貨です。創設者は中国のIT企業大手アリババのパトリック・ダイ。

この通貨でよく言われるのがビットコインと、後に紹介するイーサリアムこの2つの仮想通貨の良い所を組み合わせている事です。

ビットコインの特徴はシステムが安定し、そしてイーサリアムの特徴は事業利用もできるスマートコントラクト機能を兼ね備えている事。つまりクアンタムは安定性+事業利用この2つの良いところを総取りした通貨だと言われております。

また、現在クアンタムと提携している取引所も多く有名所だと「coincheck」「DMM Bitcoin」などが挙げられます。更にGoogle・Amazonなどの大手企業も注目している通貨の一つで、コンの将来が期待できる通貨の一つ。

もう一つの特徴として、クアンタムでは大型のアップデートを行う事が過去何度かありそのたびに価格が乱高下している通貨でもあります。

アップデートに合わせて利益をあげようと考えている投資家もいるので、この仮想通貨に投資をするのであれば事前に情報をキャッチしておく事が求められます。2020年11月現在のクアンタムのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のクアンタムのチャート

イーサリアム(ETH)

イーサリアムは「アルトコイン」の代表的な仮想通貨として知られています。

仮想通貨の世界ではビットコインとそれ以外で分けられる事が多く、それ以外の仮想通貨は「アルトコイン」と呼ばれます。

イーサリアムはアルトコインの代表的な仮想通貨と言えるでしょう。それ以外にも「ライトコイン」「モナコイン」もアルトコインに振り分けられます。

時価総額では、ビットコインに続き第2位なので世界的にも知名度は高い仮想通貨です。

この通貨の一番の特徴は「スマートコントラクト」。よく具体例であげられるのは自動販売機ですが、例えばコーラが飲みたくて自動販売機に150円のコーラがあって150円を自動販売機に入れ、ボタンを押します。するとその時点で売買契約が成立しますよね。

スマートコンタクトとは、このように決まったプログラムで契約を自動で行う事です。この機能は事業を行う中で様々な応用が効くとして注目を浴びています。

イーサリアムそれ自体は仮想通貨ではありませんが、イーサリアムのプラットフォームを通じて様々なアプリの開発などが行えます。その際に共通のお金として使用されているのがイーサ(ETH)です。また、ビットコインとは違い発行の上限が無いことも大きな特徴。つまり今後も安定した供給が望める通貨です。

2020年11月現在のイーサリアム(イーサ)のチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のイーサリアム(イーサ)のチャート

イーサリアムクラシック(ETC)

2016年の6月、THE DAO事件と呼ばれる仮想通貨の世界を震撼させる事件がおきました。

簡単に説明してしまえば、当時の価格として50億円以上のイーサ(イーサリアムの通過)が何者かによって盗まれてしまったという事件です。

その後、イーサリアムのコミュニティではその後の対応について2つの意見に分かれます。

一つは、そもそも盗まれてしまったイーサを使えないようにアップデートをしてしまうという意見。もう一つは通貨の信頼性を下げない為にアップデートはしないという考えです。

どちらの意見も間違いではありませんが、前者が採用されました。

ですが、納得ができない後者はイーサリアムのアップデートを行わず、そのままイーサリアムのネットワークに残る事となりました。これがイーサリアムクラシックの誕生です。

基本的には、先ほど説明したイーサリアムと同じくスマートコントラク機能を用いておりますが、イーサリアムと違う点は発行上限が無い事、そしてIoTプラットフォームとしての役割を目指す開発を行う事で、イーサリアムと一線を画する物となりました。

2020年11月現在のイーサリアムクラシックのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のイーサリアムクラシックのチャート

ステラルーメン(XLM)

ビットコインのように、明確な管理者が不在の仮想通貨が多い中、ステラルーメンはSDFと呼ばれる非営利団体が開発・運営を行っています。この仮想通貨は、将来的に個人間の取引を想定した物で、今後も注目が続く可能性がとても高い通貨。

そしてまた、マレーシア・インドネシアなどの東南アジアでは実用化が進んでいます。貧困層の中には、銀行口座がそもそも保有できないという方もおり、そのような方に対して銀行口座が無くても送金などが行えるステラルーメンの需要が高まったというのが背景です。

ステラの価値は安定しているとよく言われますが、私が先ほど紹介したリップルという通貨が価格変動をすると影響を受けやすい通貨です。

仮にステラルーメンへ投資をするという事であれば、リップルの価格動向を合わせてチェックしておくことをオススメします。2020年11月現在のステラルーメンのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のステラルーメンのチャート

ビットコインキャッシュ(BCH)

さて、最後に紹介するのは一番初めに紹介したビットコインから分裂した仮想通貨「ビットコインキャッシュ」です。基本的な仕様はビットコインと同じですが、ブロックチェーンの容量が違います。

ブロックチェーンとは、取引履歴を記録しておくような物、とビットコインの説明の時にしました。このブロックチェーンに記録できる容量がビットコインの場合1MB一方でビットコインキャッシュの場合だと32MBとなりました。つまり、ビットコインキャッシュでは処理速度をよりスムーズにしたという事です。

2020年11月4日現在、ビットコインキャッシュの時価総額は第5位。今後将来が気になる仮想通貨の一つとも言えるでしょう。

ビットコインの弱点とも言われていた容量問題を解決し、更にユーザーの使い勝手が良くなってくればビットコインから取って代わる可能性もなきにしもあらずかもしれません。2020年11月現在のビットコインキャッシュのチャートは下記の通りです。

2020年11月現在のビットコインキャッシュのチャート

(記事内引用)
・ビットコイン、リップル、ライトコイン、モナコイン、ネム、ベーシックアテンショントークン、イーサリアム、ステラルーメン、ビットコインキャッシュ=Trading View
・ファクトム、リスク、イーサリアムクラシック=みんなの仮想通貨
・クアンタム=DMM Bitcoin